FAGA

2019年6月7日

知っておきたい育毛治療・ウィッグ事情。髪が薄いと感じたときの選択肢

髪は女性にとって見た目を大きく左右する大切なパーツ。「髪は女の命」とも言われますよね。特に髪のボリュームは、見た目年齢に5~10歳以上の差が出ます。

今回は、「なんだか最近髪が薄くなってきたような…」と不安がよぎったときの対応をまとめてみました。将来の薄毛を見据えて、今から早めの対策を行っていきましょう!

 

毛周期と薄毛

髪の毛は平均して約10万本生えていると言われています。1日に50~100本ほどの毛が自然に抜け落ち、同時に新しい毛も生えてきます。このバランスが正常に保たれていれば、髪の毛は減ることはありません。

髪には毛周期(ヘアサイクル)があり、健康な髪は約3~6年で「成長期」「退行期」「休止期」という流れを経て「脱毛」します。この毛周期が乱れる(特に成長期が短くなる)と、抜け毛の本数が増え、その結果薄毛になっていくのです。毛周期について詳しくご説明しますね。

 

 

<成長期>

成長期は男性の場合約3~5年、女性の場合約4~6年続きます。毛が成長するスタート段階で、古い毛が根元から離れて抜けるとともに、毛根にある毛母細胞が新しい毛を作り始めます。そして成長とともに古い毛を押し出し、自然に毛(髪)が抜けていきます。

 

<退行期>

髪の約1%がこの時期にいます。成長期を終えると毛母細胞が寿命を迎え、髪の成長がストップします。さらに2~3週間で毛が毛母細胞から離れ、完全に成長が止まります。

 

<休止期>

髪の約10~20%がこの時期にいます。退行期が過ぎると毛母細胞の活動が停止し、細胞分裂をしなくなり脱毛が始まります。成長が止まった後の髪は2~3ヶ月かけて頭皮の表面に上がっていき、髪が抜け落ちる準備をします。

 

 

知っておきたい!なぜ薄毛が起きるのか?

女性の薄毛事情は男性よりも複雑で、原因は複数あります。代表的なものの特徴をみてみましょう。

 

びまん性脱毛症(女性の男性型脱毛症:FAGA)

女性の薄毛の約半分は「男性型脱毛症」といわれています。生え際から後頭部にかけて抜け毛が増え、髪が細くなり、毛質が柔らかくなり、地肌が透けて見えるほど頭頂部の髪がボリュームダウンする状態です。

主な原因として、加齢とともに更年期を迎え、女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、相対的に男性ホルモンが増えたことが大きく関係するといわれています。

 

休止脱毛症

頭部全体の髪が少なくなり、薄毛が広がっている状態です。主な原因は、休止期の髪の期間が長くなり、新しい毛が生えてこないこと。通常は全体の約10%の休止期の髪が20%となり、毛髪本数が減り、薄毛の症状が進行します。

FAGAのようなホルモンとの関係はなく、男性型脱毛症のような特徴的な薄毛のパターンはないといわれています。

 

ストレスによる薄毛

ストレスを受け続けると血行不良を招きます。その結果、頭皮・毛髪に行き渡る栄養が少なくなり、毛根の機能が低下し、毛髪が細く抜けやすくなってしまいます。

 

 

産後の薄毛

髪の成長期を維持・促進するエストロゲンの分泌が盛んな「妊娠期」と「産後」のギャップによるもの。妊娠中にエストロゲンの影響で成長期が維持され抜けなかった髪が、産後に一気に休止期に移行して抜けてしまう症状です。一過性で、基本的には元に戻るといわれています。

 

 

薄毛対策、育毛治療とウィッグどっちがいいの?

<育毛治療>

①育毛シャンプー

  • 特徴:髪や頭皮の環境をよくし今ある髪を健康元気に太く育てる、新しい髪が生える効果は薄い
  • 価格:2,000~5,000円程度
  • 手軽さ:毎日のシャンプーで手軽に取り入れられる
  • 選び方:①アミノ酸系の洗浄剤を含むもの。ノンシリコンのもの。血行促進・保湿効果など頭皮ケア成分を含むものがおすすめ

 

 

②育毛剤・発毛剤

  • 特徴:抜け毛・薄毛対策
  • 価格:2,000〜10,000円程度
  • 手軽さ:シャンプー、リンスで清潔になった髪と頭皮に使用するため、いつものケアに加え一手間が必要

 

③サプリメント

  • 特徴:髪に必要な栄養素を、バランスよく身体に取り入れるサポート
  • 価格:5000~10000円/月程度と比較的安価
  • 手軽さ:食事のように手軽に取り入れられる
  • 選び方:髪の栄養補給+抜け毛予防成分、髪の成長を促す成分が入ったヘルス系サプリメントがおすすめ

 

 

④クリニック

  • 特徴:基本的に投薬治療が中心。病状や治療の経過状況、進行度などに応じて必要な薬を処方
  • 価格:15,000~40,000円と比較的高額
  • 治療期間:6カ月~1年
  • 手軽さ:通院の手間がかかるが、治療薬の量の調整、通院回数などの調整を行ってくれる
  • 安全性:医師や看護師が行うため信頼性が高い

 

 

<ウィッグ>

①医療用ウィッグ

  • 価格:数十万と高額
  • 種類:人毛と人工毛がある
  • 見た目:毛質が良く見た目が自然
  • 手軽さ:購入後のアフターメンテナンスが充実している

 

②ファッション用ウィッグ

  • 価格:数千円〜と比較的安価で気軽に使いやすい
  • 見た目:毛質は医療用より落ちる(人形のような毛質の場合もある)、ファッション性のあるデザインが豊富に揃っている
  • 手軽さ:自分でメンテナンスが必要。通気性・伸縮性に難あり(ただしウィッグキャップを被ることで通気性やサイズ調整可能)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。結論、薄毛は早めに対策を行うことが重要です。年齢を重ねても、できれば長い間美しい髪を維持していきたいですよね。髪に悩む大人女性のお役に立てたら嬉しいです。